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「慶應義塾創立150年ブックレット『学問のすゝめ21』全15巻セット」

 過日、「慶應カードメールマガジン」読者プレゼントに応募したら、「慶應義塾創立150年ブックレット『学問のすゝめ21』全15巻セット」が当たりました。

DSCF1650.jpg

通常、私は、くじ運が悪い為、懸賞の類いは滅多に当たりません。

その為、こんなに高額{定価300円(税込)×15冊=4500円}な懸賞が当たったのは初めてです。

これで、今年一年分の幸運を全て使い切ってしまったので無ければ良いのですが・・・。

目次を見ると、非常に興味深い内容が盛り沢山で読むのが楽しみです。

 因みに、目次の紹介をすると下記の通りです。

●Vol.01 よく学び よく遊び

「人にはどれだけの物が必要か」鈴木孝夫、「青年小泉信三のロンドン」林望、「学びと遊びの区別がつかない」宮下啓三、「鼎談 エピローグにかえて」司会/山内慶太

●Vol.02 これからの地域社会とスポーツ

「生涯現役社会を目指して」清家篤、「アスリートから学ぶ-スポーツ動作の生体工学的解析とその応用」大谷俊郎、「地域とプロ野球チーム-大リーグと日本」池井優

●Vol.03 家庭教育を考える

「よく生きようとする人間」村井実、「家族の文化を創る」渡辺秀樹、「福澤諭吉の家庭教育」岩﨑弘、「パネルディスカッション 家庭教育を考える」コーディネーター/宮崎緑

●Vol.04 地域力あふれる豊かな社会をめざして

「グローバリゼーションと地域社会」和気洋子、「負ける建築-リソースを活かした街のデザイン」隈研吾、「北の大地から世界へ-北海道独立論・再考」手嶋龍一

●Vol.05 文学のすすめ

「文学のアメリカ」巽孝之、「楽問ノススメ」荻野安奈、「推理と空理の小説史」川又千秋、「鼎談 エピローグにかえて」

●Vol.06 文化の継承-変わりゆくもの 変わらないもの-

「詩にとって伝承とは何か」朝吹亮二、「歌舞伎・芸の継承」中村翫雀、「茶の湯の伝統と革新」千宗守、「鼎談 エピローグにかえて」

●Vol.07 世界の中で日本の外交を考える

「日米同盟と海上自衛隊の役割」阿川尚之、「東アジア情勢と日本の近隣外交-自画像の揺れをどう正すか」添谷芳秀、「世界の中のクールジャパン-再成長のエンジンに」嶌信彦、「パネルディスカッション 世界の中で日本の外交を考える」コーディネーター/牛尾奈緒美

●Vol.08 アートのある生活-感性をみがく-

「創造社会におけるメディアデザイン」稲蔭正彦、「美術館が街を変える」蓑豊、「ピアノミニ・リサイタル」舘野泉、「パネルディスカッション アートのある生活」コーディネーター/鷲見洋一

●Vol.09 子供を育む社会づくり

「途上国の子ども、ニッポンの子ども」紺野美沙子、「現代版 学問のすすめ」鈴木光司、「赤ちゃんと子どもの心に向き合う-アジア初の世界乳幼児精神保健学会世界大会に向けて」、「パネルディスカッション 子供を育む社会づくり」コーディネーター/岩波敦子

●Vol.10 終末期のケアを考える

「良い患者にならないために-ひとりひとりにとってのQOL」石坂浩二、「亡くなり方を考える」池上直己、「終末期ケアをめぐる医と法と倫理」井田良、「パネルディスカッション 終末期のケアを考える」コーディネーター/阿川佐和子

●Vol.11 環境問題を考える-サスティナブルな社会をめざして-

「空を見よう」石原良純、「サスティナブル建築のすすめ」村上周三、「サスティナブルなリゾート」星野佳路、「パネルディスカッション サスティナブルな社会をめざして」コーディネーター/長澤裕子

●Vol.12 日本の政治経済を考える

「日本政治の行方」こ小林良彰、「地方分権改革は進んだか」片山善博、「日本経済と改革のこれから」竹中平蔵、「鼎談 エピローグにかえて」進行/小林良彰

●Vol.13 ニュースという「知識」

「ニュースと『政治』を見る視点」大石裕、「ニュースの真偽」財部誠一、「ジャーナリストの夢と現実」橋本五郎、「パネルディスカッション ニュースを読む力」コーディネーター/進藤晶子

●Vol.14 日本人のアイデンティティー

「パネルディスカッショ 日本人のアイデンティティー」〈パネリスト〉上田宗冏、坂村健、向井千秋、茂木友三郎、安西祐一郎〈コーディネーター〉宮本隆治

●福澤諭吉記念文明塾 異端がひらく未来-大阪近代化の幕開けと福澤諭吉-

「基調講演Ⅰ 慶應義塾と関西の企業家たち」宮本又郎、「基調講演Ⅱ 福澤諭吉 国を支えて国を頼らず」北康利、「パネルディスカッショ 大阪スピリッツ、ここに在り」〈パネリスト〉芝哲夫/玉岡かおる/西澤直子/松下正幸/森下竜一〈コーディネーター〉曽根宏司

以上

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ブックオフ(2018.1)後編

 大変長らくお待たせしました。

いよいよ、待ちに待った、珠玉の逸品の登場です。

今回紹介する珠玉の逸品は、仁木英之の僕僕シリーズです。

 今回購入したのは、同シリーズの一部である、①仁木英之『僕僕先生』(平成21年)新潮社、②仁木英之『薄妃の恋-僕僕先生-』(平成22年)新潮社、③仁木英之『胡蝶の失くし物-僕僕先生-』(平成23年)新潮社、④仁木英之『さびしい女神-僕僕先生-』(平成25年)新潮社、⑤仁木英之『先生の隠しごと-僕僕先生-』(平成26年)新潮社、⑥仁木英之『童子の輪舞曲-僕僕先生-』(平成28年)新潮社、⑦仁木英之『僕僕先生 零』(平成27年)新潮社です。

これらが、まとめて陳列されていたので、思わず大人買いしてしまいました。

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 同シリーズは、子供から大人まで楽しめる作品で、『しゃばけ』、『水滸伝』、『宇宙皇子』等が好きな人なら楽しめると思います。

特に大人の場合は、作品の随所で垣間見える道教(老子)観に着目しながら読むと、儒教(孔子)観との対比も出来、面白いと思います。

 因みに、①は、同書裏表紙を引用すると、『舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財によりかかり、ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、ひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女は、実は何千何万年も生き続ける仙人で・・・不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、天地陰陽を旅する大ヒット僕僕シリーズ第一弾!「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。』です。

 じっくりとファンタジー世界を味わった後、締めの逸品は、⑧水上勉『土を喰う日々-わが精進十二ヵ月-』(平成6年)新潮社、です。

⑧は少年期に京都の禅寺で精進料理の作り方を学んだ筆者が、各月ごとの精進料理を自ら作ることで、精進料理を通じて四季の移ろいを表現した食べ物に関するエッセイです。

この作品は、差し詰め、ステーキ等のメインデッシュ後に食べるデザートみたいなものです。

森林浴や渓流の清冽な流れみたいな清涼感を味わいたい気分の時、読むのにおススメです。

以上

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ブックオフ(2018.1)前編

 過日、初詣ならぬ初ブックオフに行って来ました。

私は、気に入った本に出会うと見境無く購入してしまう傾向があります。

その為、ブックオフで一度に購入する本は10冊以内と自戒していました。

ところが、今回は、その戒めを破ってでも購入したいと思う魅力的な本に出会ってしまい、気が付いたら14冊も購入してしまいました。

と言う訳で、今回は、前後編2回に分けて購入した本の紹介をします。

 前編は、①東郷隆『初陣物語』2015年、実業之日本社、②司馬遼太郎『豊臣家の人々』2015年、中央公論新社、③瀧野隆浩『自衛隊指揮官』2005年、講談社、④川口松太郎『一休さんの門(上)』1990年、講談社、⑤川口松太郎『一休さんの門(下)』1990年、講談社、⑥上村喜代治『インパール』2000年、光人社の6冊です。

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 これらの本を立ち読みした感想は下記の通りです。

 ①は、長宗我部元親、織田信長、徳川家康、蒲生氏郷等名だたる武将の初陣や無名兵の戦を題材にした短編歴史小説集です。

通常、武将が主人公の小説は、サクセスストーリー展開が多く、初陣シーンはクライマックスに至る一通過点に過ぎません。

しかし、この本は、初陣シーンだけで話が完結する為、その様な切口が斬新な気がしました。

 ②は、豊臣秀吉以外の豊臣家所縁の人達にスポットライトを当てた小説です。

通常、豊臣家というと秀吉が主役でそれ以外の人達は脇役のイメージが強くなりがちです。

しかし、この本は、そんな脇役達を主役にし、各々一話で完結する話をまとめた形式の小説です。

 ③は、本書裏表紙を引用すると『・・・防衛大学卒業後、新聞記者として防衛庁を担当してきた著者が、日本の安全が脅かされた「地下鉄サリン事件」「能登半島沖不審船事件」「ミグ25亡命事件」「12-9警告射撃事件」の真相を現場指揮官に直接取材!苦悩する指揮官の肉声を伝える!』という内容です。

 ④、⑤は、大人になった一休さんが主人公の物語です。

アニメの一休さんは、お茶目で非常に愛らしい純真な子供というイメージがありました。

しかし、実在の一休さんは、酒好き、女好き、反骨精神旺盛な破戒僧的な側面もあった人物です。

その為、この本を読む時は、アニメの一休さんではなく、実在の一休さん像を念頭に置いて読むとより一層楽しめると思います。

 ⑥は、言わずも知れた戦記物です。

インパール作戦は、私の独断と偏見に基づくと戦記好きならば誰でも一度は聞いたことがある有名な作戦です。

この作戦を知らなければ、戦記好きとは言えません。

因みに、この作戦は、「白骨街道」に代表される様に、大日本帝国陸軍にとって、物凄く悲惨な敗北結果に終わった作戦です。

 前編は、これ位にして残りは後編で紹介します。

後編では、いよいよ、今回最大の掘り出し物である珠玉の逸品が登場します。

楽しみにしていて下さい。

続く

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ブックオフ(2017.11)

 過日、ブックオフに行って来ました。

今回購入したのは下記10冊です。

①谷部金次郎『昭和天皇と鰻茶漬け 陛下一代の料理番』2015年、河出書房新社

②NHKスペシャル取材班編著『無縁社会』2012年、文藝春秋

③渡部洋二『重い飛行機雲 太平洋戦争日本空軍秘話』1999年、文藝春秋

④坂井三郎『大空のサムライ㊦ー還らざる零戦隊』2007年、講談社

⑤大栗丹後『将軍盗りー小説・徳川吉宗ー』1994年、春陽堂書店

⑥土居良一『海翁伝』2012年、講談社

⑦隆慶一郎『一夢庵風流記』平成19年、新潮社

⑧徳永真一郎『藤堂高虎 家康晩年の腹心、その生涯』1991年、PHP研究所

⑨中村整史郎『本田正信ー家康に天下をとらせた男』1995年、PHP研究所

⑩佐々木裕一『暁の火花 公家武者 松平信平16』2017年、二見書房

です。

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 ①は、美味しい食べ物が沢山出て来そうな内容だった為、購入しました。

 ②は、身につまされる内容で、怖いもの見たさ的な好奇心を感じ、購入しました。

 ③、④については、戦記物が好きな為、購入しました。

しかし、④については購入した後で、一つだけ後悔したことがあります。

それは、「下」巻を購入してしまったことです。

これでは、「上」巻を入手する迄、読むことが出来ません。

まさか上下巻セットの本だとは思いもよりませんでした。

正に、後悔先に立たずです。

 ⑤~⑦は、娯楽時代小説で、主人公は⑤が徳川吉宗、⑥が蠣崎季広と松前慶広、⑦が前田慶次郎です。

 ⑧、⑨は、歴史小説です。

 ⑩は、待望の一冊で、この巻が店頭に並ぶのを、一日千秋の思いで待ちわびていました。

その為、読み始めたら止まらなくて、一気に読了してしまいました。

以上

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ブックオフ(2017.5)

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 今回、ブックオフで購入したのは、①佐々木裕一『公家武者 松平信平15 魔眼の光』(2017年)二見書房、②中村彰彦『名将がいて愚者がいた』(2011年)講談社、③江崎誠致『ルソンの谷間 最悪の戦場-一兵士の報告』(1993年)光人社、④島尾敏雄『魚雷艇学生』(平成23年)新潮社、⑤高尾慶子『イギリス人はおかしい 日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔』(2003年)文藝春秋、⑥西村賢太『暗渠の宿』(平成23年)新潮社、⑦池波正太郎『英雄にっぽん』(昭和54年)集英社、⑧新田次郎『アラスカ物語』(平成24年)新潮社、⑨鄭箕海(鄭益友訳)『帰国船 北朝鮮 凍土への旅立ち』(1997年)文藝春秋、⑩団鬼六『檸檬婦人』(平成13年)新潮社の合計10冊です。

 ①は、毎回、最新作を心待ちにしている一冊で、入手と同時に今回も一気に読了してしまいました。 

相変わらず、面白かったです。

 ②以降については、立ち読みしただけで未読了の為、立ち読み時に感じたことを記載しておきます。

 ②は、歴史ノンフィクションで、室町時代~幕末にかけての武将、大名、新撰組隊士等、色々な人物の話です。

通常、この類いの本では、誰でも知っているような有名人がクローズアップされがちです。

しかし、この本では、有名人だけではなく、石谷貞清、鳥居忠春、山田右衛門作、林昌之介等、かなりの歴史通でなければ知らない様な人物が多く取り上げられていて面白そうに感じました。

 ③、④は戦争文学です。

戦争文学としては、大岡昇平の『野火』が有名ですが、私自身、中学生の頃、夏休みの課題図書で『野火』を読んだことがあります。

また、同時期に遠藤周作の『海と毒薬』も読みましたが、当時中学生だった私にとっては、何れも、非常に衝撃的な内容でした。

戦争は人を狂気に駆り立てます。

③、④は、戦時下における著者の実体験を元にして書かれた作品です。

昨今は、戦争のワイドショー化が進んでおり、戦争の恐ろしさを実感する機会が少ない為、戦争に対する恐ろしさが麻痺している人が多い気がします。

この様な時代だからこそ、改めて戦争の恐ろしさを感じる為にも、この様な作品を読む意義が有ると思います。

 ⑤は、著者のイギリス生活体験記です。

私は、外国に行ったことは無いし、別に外国に行きたいと思ったことも皆無です。

しかし、外国の文化に対する興味はあります。

その為、単なる好奇心で、この本を購入しました。

 ⑥は、『苦役列車』の著者が書いた作品です。

『苦役列車』が面白かった為、この本を購入しました。

 ⑦は、山中鹿之介が主人公の小説です。

以前から、山中鹿之介に興味があり、山中鹿之介が主人公の小説を読みたいと思っていたのですが、中々、その様な作品に巡り会うことが出来ませんでした。

しかし、これでやっと念願が果たせそうです。

 ⑧は、アラスカで滅亡に瀕したエスキモーの一族を救い、ジャパニーズ・モーゼと仰がれ、二十世紀の奇跡と称される偉業を成し遂げた、フランク安田という実在した日本人の波乱に満ちた生涯を描いた作品です。

こういう作品を読むと、改めて、昔の日本人の偉大さを痛感させられます。

 ⑨は、謎に満ちた北朝鮮に対する好奇心を満たす為、この本を購入しました。

 ⑩は、官能小説の大家である団鬼六の作品です。

当初、この作品を書棚で見付けた時、一瞬、自分の目を疑いました。

それは、私の中では、新潮文庫=官能小説とは無縁の存在だと思っていたからです。

その為、官能小説の大家が新潮文庫で、どの様な作品を書いた興味を惹かれ、思わず手に取ってしまいました。

立ち読み時、真っ先に念頭に浮かんだのは、表現の自由に関する「芸術か猥褻か」という憲法上の問題でした。

因みに、この問題に関しては、D・H・ローレンス『チャタレイ夫人の恋人』、マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』、金阜山人戯作『四畳半襖の下張』に対する判例が有名です。

その為、⑩を読む時、これらの判例と照らし合わせながら読むと面白いのではないかと思い購入しました。

以上

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