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電気工事士&高圧電気工事技術者試験受験体験記

 私が、電気工事士免状を取得したのは、高2(昭和61年)の時で、高圧電気工事技術者試験に合格したのは、高3(昭和63年)の時です。

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 当時、現第2種電気工事士は電気工事士、現第1種電気工事士は高圧電気工事技術者と呼ばれていました。

又、試験制度も今とは大分違いました。

電気工事士試験は、筆記と技能があるのは今と同じですが、技能試験時に材料等選別と単位作業が行われました。

単位作業時に使用できる工具は指定工具のみで、試験問題の公表は一切無かったので、何が出るか分りませんでした。

更に、単位作業の作業時間は、25分しかなかったので、今以上に、スピードが必要な試験でした。

高圧電気工事技術者試験の方は、今とは違い受験資格が必要で、電気工事士免状の取得者で無いと受験出来ませんでした。

その代わり、単位作業試験は無くて、筆記試験と等価実技試験のみでした。

 電気工事士試験や高圧電気工事技術者試験の受験勉強は、基本的には学校で講習があったので、独学や通信教育で勉強する人に比べれば、恵まれた環境で勉強が出来たと思います。

 電気工事士の筆記試験対策としては、ひたすら過去問演習をやりました。

 技能試験対策は、材料等選別に関しては、過去問演習、単位作業試験に関しては練習しかないのですが、超不器用で要領が悪い私にとっては、筆記よりも技能の方が難関でした。

しかも、当時は、今とは違い、単位作業試験練習用材料セットの通信販売や電気工事材料を販売しているホームセンター等も近所に無かったので、自宅での練習用材料を工面するのが非常に大変でした。

幸い、配線器具類に関しては、学校が支給をしてくれたのでよかったのですが、電線やケーブルについては、いつも、学校のゴミ箱に捨ててある電線やケーブルの切れ端を拾って来て、それで練習をしていました。

そんな状態だったので、私は、自宅での練習時には、新品の電線やケーブルを使用したことがありませんでした。

でも、そのおかげで、電線の切断寸法計算は完璧にマスターすることが出来ました。

それは、作業をする時、切断寸法計算をしますが、切れ端を使用している為、常に切断寸法通りの長さがキープ出来るわけではないからです。

その為、いつも現物合わせで長さを調整していましたが、それが結果的に切断寸法計算能力の向上に役立ちました。

 単位作業の練習の中で大変だったのは、電線の接続、器具の接続、金属管の接続等です。

電線の接続に関しては、当時は、まだ碍子引き配線も使われており、リングスリーブが普及して間もない頃だったので、試験時には、リングスリーブ接続だけではなく、ツイストジョイント、Sスリーブ接続、分岐接続、とも巻き接続、ねじり接続、端子付ジョイントボックスが当り前のように出題されていました。

その為、電工ナイフを使用することが多い上に、電線を手でひねったりするので、よく手を切ったり、手が痛くなったりしました。

器具の接続に関しては、埋込連用器具も普及して間もない頃だったので、露出型の器具(レセプタクルやコンセントだけではなく、三路スイッチ、片切りタンブラスイッチ、接地極付コンセント)がよく出題されました。

その為、輪作りをするだけでも一苦労でした。

又、当時は、今とは違い、輪作り時は、今とは違い、ペンチしか使用出来ず、埋め込み連用器具も、今のような差込式ではなく、電線を差し込んでネジで止めるネジ止め式の物でした。

金属管の接続も、今のようなネジ無し電線管(E19)ではなく、ネジを切る電線管(19)が主流だったので、アウトレットボックスに接続する時はWロックナット+絶縁ブッシングが必要でした。

更に、ボンド線も、今は、ネジ無しボックスコネクタに差込むだけでOKですが、当時は、ラジアスクランプで接続するのが主流でした。

 電気工事士試験は、昭和60年から(財)電気技術者試験センターが全国統一試験(新制度)として行われるようになりました。

それ以前(旧制度)は、各地方独自での試験が行われており、実技試験も現在のような椅子に腰掛けて行う机上方式試験ではなく、実際の配線と同じ様に、立板に木ねじやステップル等で器具や配線を固定して行う立板方式試験で行われていました。

 因みに、過去(旧制度時代)、電気工事士試験で単位作業の採点をしたことがある某電気工事屋に聞いた話では、旧制度時代の単位作業試験の採点者の中には、わりといい加減な採点者がいたそうです。

当時は、地元の電気工事組合の会員や役員等が持ち回りで採点をしていたので、事前に採点者に一言、「今度、自分の所の○○が受験するのでよろしく頼む」と言っておけば、お互い持ちつ持たれつで、受験者の能力とは関係なく、合格にしてもらえたことがあったそうです。

尚、これはあくまでも、ごく一部の採点者に関しての話であり、当時の採点者全てがいい加減だったわけではありません。

 それと、私が、受験した頃は、机上方式になって間もない頃だったので、もしかしたら、立板方式での試験が出題されるかもしれないと言うことで、学校の講習の中では、一応、立板方式試験の練習もさせられましたが、これは、正直言って、かなりきつかったです。

 これらのことを考えると、今の第二種電気工事士試験は、昔と比べれば格段に楽になったと言えます。

そのせいかどうか分りませんが、最近は、第二種電気工事士試験合格者のレベル低下ということが問題になって来ています。

あまりにも、試験合格者のレベル低下が顕著になってくると、また、昔みたいに試験が難しくなる可能性があるので、第二種電気工事士試験を受験する予定の人は、試験が簡単な今の内に取得しておいた方がいいと思います。

 私は高圧電気工事技術者試験の1回目の受験は高2の時で、その時は全く内容が理解出来なくて惨敗でした。

しかし、高3で受験した2回目の時は、余りにも簡単過ぎて楽勝で合格できました。

この違いは何かと言うと、高校の授業内容と関係があります。

高圧電気工事技術者試験の内容は、高2~高3にかけて勉強する内容が大部分を占めています。

その為、高2の受験時では、まだ授業で勉強していない部分が多過ぎるので、内容を理解することが出来ませんでした。

しかし、高3の受験時では、既に、授業で勉強した内容であるので、簡単に内容を理解することが出来たという次第です。

恐らく、第一種電気工事士筆記試験のレベルは、高圧電気工事技術者試験と同等の内容であると思われるので、工業高校生なら、高3で受験すれば筆記は簡単に合格できると思います。

 最後に、電気工事士は、書き換えをしなくても第2種電気工事士と同じ仕事をする事が出来ます。

しかし、高圧電気工事技術者の方は、第1種電気工事士に書き換えをしない場合は、第1種電気工事士試験合格者と同じ効力しかないので、許可主任技術者にはなれますが、自家用電気工作物の電気工事をすることは出来ません。

それから、高圧電気工事技術者から第1種電気工事士に書き換えをする時は、実務経験が3年必要になります。

実務経験の内容は、第1種電気工事士免許を貰う時の内容と同じです。

私の場合は、今の所は必要性が無いということと、第1種電気工事士に書き換えてしまうと、5年に1回講習を受けないといけないことになるので、それがめんどくさいので、当分は高圧電気工事技術者のままにしておくつもりです。

 高圧電気工事技術者試験は、昭和62年に実施されたのが一番最後で、昭和63年からは、第1種電気工事士試験に変更されました。

私が合格したのは昭和62年に実施された一番最後の試験(合格証の交付は昭和63年)なので、超不器用で容量が悪い私としては、ラッキーでした。

多分、現在みたいに技能試験があったらかなり苦労していたと思います。

 大幅な試験制度の変わり目の時は、試験が簡単になることが多いので、受験時期としては狙い目です。

以上

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債権の二重譲渡

 債権の二重譲渡の対抗問題のポイントは、①確定日付けある証書②債務者への通知③債務者の承諾の3点で、この3点を元にして、対抗できるかどうかを判断します。

 ①確定日付けある証書とは、公証人が作成する公正証書、登記所または公証人役場の日付印が押印された証書、官公庁(郵政公社含む)の作成する証書等(民法施行規則第5条)です。

この時、要注意なのが、内容証明郵便と速達郵便や書留郵便の違いです。

法律上、確定日付ある証書として利用できるのは、内容証明郵便のみです。

速達郵便や書留郵便は、郵便物を配達したという記録は残りますが、内容については証明できないので、確定日付ある証書としては利用できません。

 その為、債権譲渡通知を内容証明郵便でした場合は「○」ですが、債権譲渡通知を速達郵便や書留郵便でした場合は「×」になります。

 ②債務者への通知とは、譲渡人から債務者に対してする通知(民法第467条①)のことで、譲受人から債務者に対してする通知は無効です。

 その為、甲が乙に対して持っている債権を丙が譲り受けた場合、甲から乙に対してする債権譲渡通知は「○」ですが、丙から乙に対してする債権譲渡通知は「×」になります。

 ③債務者の承諾とは、債務者が債権譲渡を承諾することで、債務者が承諾する相手方は、譲渡人でも譲受人でもどちらでもOKです。

 次に、実際に様々なケースの対抗問題を考えてみる事にします。

1.乙の債権者である甲が、乙に対する債権を最初丙に譲渡し、その後更に丁にも譲渡した。

乙に対する債権譲渡通知は、丙については口頭で行い、丁については内容証明郵便で行ったとします。

この場合は、丁のみが正当な譲受人になります。

2.乙の債権者である甲が、乙に対する債権を最初丙に譲渡し、その後更に丁にも譲渡した。

乙に対する債権譲渡通知は、丙、丁双方について簡易書留郵便で行ったとします。

この場合は、丙か丁のどちらか先に、確定日付ある証書に基づく、通知か承諾を得た者のみが正当な譲受人になります。

3.乙の債権者である甲が、乙に対する債権を最初丙に譲渡し、その後更に丁にも譲渡した。

乙に対する債権譲渡通知は、双方について内容証明郵便で行い、丙については今年の2月1日、丁については今年の2月2日に郵便局から発信したとします。

この場合は、内容証明郵便による通知が最初に乙に届いた者のみが正当な譲受人になります。※到達時説(最判昭和49年3月7日・民集28巻2号174頁参考)

4.乙の債権者である甲が、乙に対する債権を最初丙に譲渡し、その後更に丁にも譲渡した。

乙に対する債権譲渡通知は、双方について内容証明郵便で行い、双方、同日に乙に届いたとします。

この場合は、乙は、債権者不確知(債権者が誰だか分らない)ということで供託をすればOKです。

そうすれば、後は、供託物を丙と丁で譲受債権額に応じて按分することになります。(最判平5年3月30日・民集47巻4号3334頁参考)

以上

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改訂・債権総論レポート提出

 今日やっと、改訂・債権総論のレポートを完成させ、ポストに投函してきました。

この科目の課題は2題あり、一題目が、債権者代位権や詐害行為取消権関係の問題、2題目が債権の二重譲渡の問題でした。
 
 この両方の答えを4000字以内にまとめないといけないのですが、1題目の問題の答えだけで3000字近くになってしまったので、2題目の答えは、1000字くらいしか書けませんでした。

その為、ちょっと答えの分量のバランスが悪くなってしまいましたが、分量を調節するのも面倒臭かったので、そのまんま提出してしまいました。

 後は、運を天に任せて、このレポートが再提出にならないことを祈るのみです。

 というわけで、4月の科目試験は、放送英語(R)と改訂・債権総論の2科目を受験する予定です。

私の計算に間違いがなければ、1月の科目試験で受験した経済学と4月の科目試験で受験する予定の2科目の合計3科目に合格することが出来れば、卒業所要単位は全て取り終えるはずなので、後は卒論執筆に専念することができます。

 後もう少しなんで、勉強は嫌いだけど、頑張るとしよう。

ここまで来たらやるしかないなあ~。

以上

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三相電動機(私もよく分からないので誰か教えてくださ~い。)

 『三相電動機で、Y-△始動用に口出し線が6本出ており、表示が無い為、そのUVW(XYZ)が分からない場合、どうやって判断したらいいのでしょうか?』(http://blogs.yahoo.co.jp/kuma032jp/5047826.htmlさんの記事要約)

 使用中の電動機なら検相器を使えば、判断がつくかもしれませんが、取り外してある電動機の場合はどうやって判断したらいいのでしょうか?

私も、よく分からないので誰か教えてくださ~い。

 私自身、こういう経験はしたことが無いのでよく分からないのですが、自分自身の勉強の為に考えてみました。

通常、三相電動機のコイルは下図のようになっています。

U_0000_X

V_0000_Y

W_0000_Z

ということは、6本ある線の導通を測定すれば、U-X,V-Y,W-Zの3組の組合せが分ります。
 
 そうしたら、後は、この3組に仮にU-X,V-Y,W-Zという記号をつけて結線し、電動機を動かす。→検相器を使用するか目視で正転か逆転を判断する。→逆転していたら、正転するように結線し直す。→正転する結線が決まったら、正転する相順でU-X,V-Y,W-Zという記号をつけて、相順を確定する。

 とこんな風に考えてみたんですが、どうでしょうか?

 どなたか現場経験豊富な方教えてくださ~い。

以上

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冬のアイス


 冬のソナタではなくて、冬のアイスです。

 ちょっと、寒いですけど私のおやつです。

 このアイスは、チョコレートのパリパリ感が堪らなくて、一度食べたら病み付きになります。

 寒いのを我慢して食べるだけの価値はあります。

 冬のアイスは最高で~す。
                                        以上

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経済学1

 皆さんは、1億円の預金が4億円の預金になるという話があったら、信じますか?

恐らく、大部分の人は、こんな話は胡散臭い話だという印象を持つと思います。

ところが、現実には、こんなに胡散臭いことを利用した商売があります。

それが銀行です。

 実は、1億円の預金が4億円の預金になるという話は、経済学的に云えば、胡散臭い話でもなんでもなくて、ちゃんと経済システムとして成立する根拠があります。

それが、「信用の創造」ということです。

 「信用の創造」とは何かというと、銀行が受け入れた預金の数倍の預金を作り出すことです。

 例えば、私が銀行に1億円の預金をした場合を元にして説明します。

①銀行は、必要準備率(預金の中から銀行が、支払いのために残しておくべき一定の割合)に基づいて、貸し出し金額を決めます。→必要準備率を20%とすると、1億円の預金から2000万円を残して、8000万円の貸し出しが出来ます。

②A社に8000万円の貸し出しをします。→A社の口座に8000万円振り込む→8000万円の預金がされたことになる。

③銀行は、8000万円の預金から必要準備率20%(1600万円)を残して、6400万円の貸し出しが出来ます。

③B社に6400万円の貸し出しをします。→B社の口座に6400万円振り込む→6400万円の預金がされたことになる。

④銀行は、6400万円の預金から必要準備率20%(1280万円)を残して、5120万円の貸し出しが出来ます。

⑤C社に5120万円の貸し出しをします。→C社の口座に5120万円振り込む→5120万円の預金がされたことになる。

⑥後はずっとこの作業を繰り返して、行きます。

⑦最終的には、一億円の預金が四億円の預金を生み出すことになります。
 8000万+6400万+5120万+・・・・=8000万×{1+0.8+(0.8×0.8)+・・・・}≒8000万×{1/(1-0.8)}=4億

 実際の取引はもっと複雑なので、計算はもっと複雑になりますが、原理的には同じです。
 
 因みに、中学の社会で、中央銀行(日銀)の機能の一つとして、法定準備率を操作して景気をコントロールするということを習った記憶がありますが、その時は、項目だけしか先生が説明してくれなかったので、項目を丸暗記していただけですが、やっと、その項目の意味が分かりました。

 必要準備率=銀行独自の準備率+法定準備率です。

その為、中央銀行が法定準備率を引き上げれば、銀行が貸し出しに使えるお金は少なくなり、景気が悪くなります。

その一方で、中央銀行が法定準備率を引き下げれば、銀行が貸し出しに使えるお金は多くなり、景気がよくなるという仕組みになっています。

 経済学は、単位を取る為の勉強としてテキストを読むのは苦痛ですが、暇潰しにテキストを読む分には、経済の仕組みが分るので結構面白い学問だと思います。

以上

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以上

第3種電気主任技術者試験受験体験記

 私は、平成7年に6回目の挑戦でやっと、第3種電気主任技術者試験に合格する事が出来ました。

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 第3種電気主任技術者試験というのは、通称、電験3種と言われている試験で、電気関係の分野では、非常に有名な試験ですが、世間的には、この試験よりは、電気工事士試験の方が有名です。

 電気主任技術者というのは、一定規模以上の電気設備を取り扱う時、電気の取扱責任者になる為の資格で、電気主任技術者がいないと、一定規模以上の電気設備を取扱うことは出来ません。

電気主任技術者には、上から第1種、第2種、第3種の3種類があり、電気主任技術者のレベルを表現するのに、1種神様、2種天皇、3種平民と表現することもあります。

その為、電験3種は、電気工事士(第1種や第2種)の上位資格ですが、試験のレベルは高卒程度、合格率が例年8%前後なので、電気主任技術者のレベルとしては、基礎的な電気の知識があるという初級レベルです。
 
 この資格を取るには、実務認定取得と試験取得の二種類があります。

 実務認定取得というは、一定の学歴又は資格+実務経験で認定を受けて取得する方法です。

例:工業高校卒は第3種、工業系短大卒は第2種、工業系大卒は第1種が、学歴+実務経験で取得できます。

又、第3種電気主任技術者は第2種、第2種電気主任技術者は第1種が、資格+実務経験で取得できます。

 試験取得というのは、文字通り試験に合格して資格を取得することで、電気主任技術者試験は、受験資格が無いので誰でも受験することができます。

 試験は、昔は6科目を2日間かけて行い、一度に全ての科目に合格する必要がありましたが、平成7年からは試験制度が改正されて4科目になり科目合格制度が導入されるようになりました。

 私の自己採点(H7年)は、理論49点、電力71点、機械64点、法規79点でした。

 当時は、試験制度が変更になったばかりで、合格基準が旧制度か新制度か事前に分りませんでした。

その為、旧制度なら、各科目最低40点以上、平均60点以上が合格なので、自己採点結果では合格になります。

しかし、新制度なら、各科目64点以上が合格だと聞いていたので、科目合格ということになります。

そんな状態だったので、合格発表まではヒヤヒヤしました。

幸い、旧制度の合格基準が適用されたみたいで、運良く私は全科目合格できましたが、新制度の合格基準が適用されていたら本当に危ない所でした。

 電験3種は、本来高卒程度の試験なので、工業高校の電気科卒であれば普通に勉強していればもっと早く取得できたはずです。

ところが、私の場合は、この資格を取得するのに6回も受験する羽目になってしまいました。

 その原因は、3つあります。

 第一に、高校在学中に、電気工事士、高圧電気工事技術者試験に合格していた為、電験3種も簡単に取れると油断していたこと。

第二に、サラーリーマン時代は、電験3種に対してあまり必要性を感じていなかった為、合格したら儲け物という感じで、惰性で受験していたこと。

第三に、生来の怠け者であった為、いつも計画だけは完璧なんですが、実行が伴わなくて、途中で必ず挫折してしまったことです。

 そこで、これらの失敗を繰り返さない為、合格した年に私が取った方法は、自分自身を徹底的に追い込んで、勉強せざるを得ない状況にすることでした。

幸いなことに、当時、私は、起業準備の為、電力会社を退職し、フリーターをやっていた頃だったので、経済的に苦しく、将来に対する不安等もあり、かなり追い込まれた状態でした。

そんな状態に陥って初めて、電験3種の取得が将来へのステップアップになるということを強く実感しました。

それからはもう、実行あるのみで、毎日、電験3種の勉強をやるようにしました。

 電験3種取得の必要性を実感したことにより、少しは自分自身を追い込むことが出来ましたが、それだけではまだ不十分で、更に、自分自身を追い込む為に、二つのことを実行しました。

一つ目は、友人や知人等に電験3種受験を公言し、「今年こそ合格する」と豪語したこと。

二つ目は、毎日、自分自身に言い聞かせる意味で「今年は合格する」、「今年で最後だ」と自己暗示をかけたことです。

こうすることで、丁度いい具合に、自分自身を追い込むことが出来ました。

 それともう一つ、重要なことは、毎日、合格した後のことをイメージしたことです。

勉強するのはどんなに強い目的意識があっても、苦しいことには代わりがありません。

勿論、中には、勉強するのが苦痛にならない人もいるかもしれませんが、私にとっては、例えどんなに興味があることであっても、勉強することは苦痛です。

苦痛に耐える為には、その苦痛を忘れさせる何かが必要です。

その何かというのが、私にとっては、合格後のことをイメージすることでした。

 この様に、完璧な布陣?で臨んだ試験ですが、試験当日は、思いもよらない伏兵の出現により苦戦を強いられる結果となってしまいました。

それは、寝不足です。

 私の受験会場は東京でしたが、試験当日に静岡から上京するのはそれだけで疲れてしまう為、得策ではないと判断し、試験の2日前に上京し、試験会場の下調べをし、試験前日はホテルで一日寛ぐことにし、ここまでは順調でした。

 ところが試験前夜、「今年こそ絶対合格するんだ」という気負いが仇になり、結局朝まで一睡も出来ないまま試験当日を迎えてしまい、寝不足の頭で試験に臨まざるを得なくなってしまいました。

当然のことながら頭が働かず、確実に答えが分った問題は、4割未満でした。

しかし、ここで諦めては、今までの苦労が水の泡になってしまうと思い、運を天に任せあらゆる受験テクニック(例:今の電験は分りませんが、当時の電験は、10題問題があると5択の選択肢(①~⑤)の正解は、①が2箇所、②が2箇所、③が2箇所、④が2箇所、⑤が2箇所、となるように配分されることが多かったので、これを元にして答えを選べば当たる可能性が高かったです。)を駆使して解答だけは全部塗りつぶして退室をしました。

 結果的には、合格しましたが、私が電験3種の内容で理解しているのは、4割未満です。

残りの内容については、正直言ってよく分かりません。

ですから、私に電験3種の内容を質問されてもよく分かりません。(苦笑)

 私が奇跡的に合格できたのは、試験運の強さです。

私が土壇場まで追い込まれた時の試験運は、悪運が強いというか、往生際が悪いというか、半端じゃなく滅茶苦茶強いです(笑)。

この運の強さが、少しでも金運の方に働いてくれればいいのですが、どういうわけか金運は滅茶苦茶弱いですOZR。

 最後に、電験3種は最後まで諦めずにやれば、合格できます。

 合格する秘訣は、NEVER GIVE UP!!で~す。

以上

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卒論指導2回目申込

 先日、卒論指導2回目の申込をしました。

実は、私は、大学から2008年9月30日で在籍期間が満了するという通知を貰っているので、それまでに卒業出来なければ原則として退学になってしまいます。

勿論、原則があれば例外があり、一定の条件を満たせば、在籍期間を超えても退学しなくて済みます。

しかし、出来ることなら何とか在籍期間内に卒業したいので、今の所、私としては、2008年3月を目途に、卒業したいと思っています。

それは、私の性格からして必ず計画倒れになり、予定通り物事が運んだことは無いので、3月卒業を目標にしておけば、在籍期間満了までに半年間余裕があるので、3月に卒業出来なくても、半年間あれば何とかなると思ったからです。

計画段階から既に逃げ道を用意してあるんですからどうしようもありませんね(苦笑)。

 3月に卒業する為には、今年の5月中に卒業予定申告書を提出しなければいけないのですが、卒業予定申告書を提出する為には、一定の条件を満たし、指導教授の許可を得る必要があります。

それが、所定の期日までに出来なければ、来年の3月に卒業することは不可能になります。

 目下の所、最大の難関は、総合教育の単位取得です。

私にとっては、法学部の専門教育科目よりも総合教育科目の方が難しく感じられます。

その為、今年4月こ行われる科目試験で、取り残している総合教育科目の単位を全て取得する必要があります。

しかも、その取り残している単位の中には、私にとっては天敵であり最大の敵である放送英語(R)という、大物が含まれているので、かなり苦戦が予想されます。

 尚、放送英語(R)は、2回試験が行われ2回分の総合成績で合否が判定されます。

勿論、去年10月に行われた1回目の試験は受けてきましたが、思いっきりヤマを外してしまったので、次の試験では、かなり頑張らないとやばい状態です。

 ヤマをはらずに真面目に勉強すればいいのですが、真面目に勉強するのは大変なので、ついつい安易な方法に流されヤマをはってしまいます(苦笑)。

 そんな私なので、いつものごとく放送英語(R)のCDを聴くのが面倒臭くて、去年の10月以降送られて来たCDは、全く手付かずのまま山積みになっています。

因みに、私は、放送英語(R)を受講するのは、今年で3回目で、過去2回分のカセットテープが全く手付かずのまま家に置いてあり、粗大ゴミと化しています(苦笑)。

 こんな時、ドラエモンがいたらいいな~とつくづく思います。

ドラエモンがいたら、「暗記パン」や「翻訳こんにゃく」を出して貰えるのに・・・。

誰か「暗記パン」や「翻訳こんにゃく」を作ってくれないかな~等という、相変わらずくだらないことを考えてしまいました(苦笑)。

 苦笑することしか出来ない、不真面目な学習態度の私です。

これだけ不真面目にやっていて卒業出来たら凄いと思います。

 卒業出来たら、「怠け者の星」になれるかな。

目指せ「怠け者の星」!!(笑)

以上

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以上

2級ボイラー技士受験体験記

 1/30(火)に受験した、2級ボイラー技士試験の結果が出ました。

今回は、今年初めての国家資格試験受験でしたが、無事、合格出来たのでよかったです。

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 それにしても、正直言って、今回の試験は、合格できるかどうか危なかったです。

試験問題を解いていても、一度も見たことが無い問題ばかりで、殆ど大部分の問題を勘に頼って解くという、危険な綱渡り状態でした。

 本来、2級ボイラー技士試験は、例年合格率が50%前後という、国家試験のわりには、簡単な試験で、普通に勉強していれば、誰でも合格出来る試験です。

 今年の試験の難易度も、合格率から判断すると例年並だと思います。

尚、今回の試験の合格率は不明ですが、私が受験した会場の試験当日の受験者数が約200人で、インターネットで検索した合格者数が約100人だったので、恐らく今年の合格率も50%前後だと思います。

 そんな簡単な試験が、私にとっては、かなり難関でした。

私が、この試験の勉強を始めたのは、試験の2週間位前からなんですが、いつものごとく過去問丸暗記方式で、テキストに掲載されている過去問を5回位繰り返し読みました。

しかし、過去問の答えの解説は、面倒臭かったので読みませんでした。

 それで、試験に臨んだわけですが、そしたら何と試験では、解説の方に書いてある事項についての問題が多数出題され、大いに苦戦を強いられました。

因みに、試験終了後に、テキストに書いてある解説を見たら、試験で出題された事項についてもしっかり書いてありました。

 簡単な試験だと思って、舐めてかかると思わぬ苦戦を強いられることになります。

正に「油断大敵」です。

 ただ唯一の救いは、私が資格マニアであったことです。

私に限らず、資格マニアは、色々な試験を受験しており経験豊富なので、仮に答えが分らない問題が出題されても、それに対応出来るテクニックを持っています。

その為、普通の人(資格マニアで無い人)よりは高い確率で正解を見つけることができます。

 そのテクニックの第一は、矛盾点を探すことです。

2級ボイラー技士試験は、五肢択一式ですが、矛盾点がある選択肢が出題されることがあります。

例えば、「次の中で誤っているものを選べという問題で①富士山は日本で一番高い山である②東京は日本の首都である③北海道は寒い④沖縄は暑い⑤富士山は日本で一番高い山ではない」という選択肢があったとします。

この問題の中で着目するのは、①と⑤の選択肢で、お互いの関係は矛盾した関係にあります。

ということは、どちらかが誤りであることになります。

この矛盾点に気づけば、答えが正解する確率は、1/5→①か⑤の選択という1/2になります。

 第二は、常識を元にして連想することです。

今回の試験では、問題の詳細は忘れましたが、「2色水面計の蒸気部は赤に、水部は緑に見える」といった感じの選択肢がありました。

この記述が正しいかどうか判断するわけですが、私は、二色水面計という単語は聞いた事はありますが、見たことが無いので全く分りませんでした。

そこで、私が連想したのは次のようなことでした。

安全上、赤色は危険、緑色は安全である。

だから、蒸気は熱くて危険だから赤、水は安全だから緑だろう。

従って、この選択肢は正しいという結論に達しました。

試験終了後に、テキストの解説をみたら、私の判断が合っていたことが判明しました。

 これらのテクニックを覚えておけば、多肢選択式の試験受験時に、役立ちます。

しかし、これらのテクニックはあくまでも最終手段なので、試験本番でどうしても答えが分らない時にのみ使うようにして下さい。

最初から、このテクニックを使うつもりで全く勉強せずに試験を受けても合格は出来ません。

いつもいい加減な私がこんなことを言うのも変なんですが、資格試験に合格する一番いい方法は、真面目に勉強することです。

以上

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民法772条【嫡出性の推定】問題解決法?

 この記事は、「蚊取犬」さんの記事(http://blogs.yahoo.co.jp/k_wanko3/12744922.html)を読んでいて思い付いた感想文?で~す。

 民法772条の問題は、「・・・婚姻の解消若しくは取消の日から三百日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。」という条文の解釈を巡り、この期間内に生まれた子供を誰の子供として認めるのが妥当かという論争です。

 例えば、前夫と離婚直後に知り合った男性と出来ちゃった結婚し、早産で、民法772条の期間内に出産せざるを得なかった女性がいたとします。

この場合、現行法上、前夫が嫡出性の否認(民774条)をしない限り、この子供の父親は、前夫ということになります。

自分が愛している人(現夫)の子供なのに、戸籍上は、自分が愛していない人(前夫)の子供にしなければいけないなんて、何かおかしいですよね。

 そこで、私が思ったのは、このような場合に、特別養子縁組(民817条の2)制度の活用が出来ないかということです。

特別養子縁組が成立すれば、前夫との親族関係が完全に終了するので、戸籍上もその子供を現夫の嫡子とする事が出来るはずです。

 但し、ここで問題になるのが、特別養子縁組成立の条件の一つである、養子になる子供の父母の同意(民法817条の6)です。

原則は、前夫の同意が必要なんですが、この条文には例外があって、特別な事情があれば前夫の同意がなくても、特別養子縁組をする事が出来ます。

そこで、この特別な事情の一つである、「その他養子となる者の利益を著しく害する事由がある場合」を思いっきり拡大解釈して、前夫の同意が無くても、女性の一存で、子供の父親が決められるようにならないかなあと思いました。

本当は、この特別な事由に該当する判例等を調べて、検討すべきなんですが、それも面倒臭いし、時間も無いので、今回は、感想文ということで勘弁してください。

やっぱり、このこじつけは、かなり無理があるかなあ~。

 皆さんは、どう思いますか?

以上

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