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地震時のトイレ対策について

 今回の記事は、長手務(財)神戸市防災安全公社理事長「阪神・淡路大震災における教訓」『静岡県ふじのくに防災士養成講座(2010年9月7日)』の内容(【】でかこった部分)を元にして作成したものです。

 【阪神・淡路大震災の時、避難所では、トイレが使用出来なくて、一時期、パニックになったことがあったそうです。

パニックになった原因は、最近のトイレは、どこのトイレも水洗式の為、水が無ければ、使用出来ないからです。

その結果、避難所のトイレは、使用禁止にしたのにも係わらず、それを無視する使用者が続出し、至る所でトイレの汚物が溢れかえり、物凄い状態になったそうです。

 そこで、どうしたかと言うと、戦争を経験した年寄りの提案で、避難所である学校のグランドの片隅に穴を掘って、板を渡し、周りをブルーシート等で目隠ししただけの仮設トイレを作り使用したのだそうです。

この仮設トイレが出来たことで、何とかパニックは収まったそうです。

しかし、今度は、また、新たな問題が発生しました。

その問題とは、何かと言うと、最近のトイレは、洋式が主流の為、中には、和式トイレで用を足したことがなく、和式トイレの使い方が分からなくて、戸惑った人が居たことです。

 その後、何日か経って、やっと工事現場にあるような仮設トイレ等が設置されたのですが、今度は、それらの仮設トイレ等の前が、順番待ちをする人で長蛇の列になってしまい、トイレに行くだけでも、非常に長時間待ちの状態だったそうです。

 その為、地震に備えて、各自で携帯用トイレ等の備蓄をしておいた方がいい、ということでした。】

ここ迄が、今回、私が聞いた講座内容の一部です。

 まさか、和式トイレの使い方が分からないと言う人が居るなんてことは、私みたいな中高年にとっては、ちょっと信じられないことなのですが、どうも、最近の若者や子供の中には、そのような人が、結構、居るみたいです。

これも、時代の流れなんですかね。

 因みに、私が、子供の頃、家にあったのは、トイレという上品な言葉とは程遠い、正に便所と言う言葉が、ぴったりの汲み取り式の和式トイレでした。

しかも、私の家のトイレは、典型的な昔の農家のトイレだった為、屋外のトイレ専用の小屋内にあり、用を足す時は、汲み取り式浄化槽(以下単に浄化槽とのみ表記)内の汚物が丸見えで、大雨や梅雨の時期等になると、浄化槽内に雨水が流れ込んで、浄化槽内の汚物が増加し、用を足した瞬間にお尻を上げないと、お釣り(汚水)が跳ね返って来るという、とっても、恐ろしいトイレでした(苦笑)。

 そんな私も、今では、すっかり、ヒーター付き温水便座の洋式トイレの愛好者となってしまい、最近では、和式トイレとは、すっかり御無沙汰をしています。

やっぱ、洋式トイレはいいですね。

長時間座っていても、足が痺れませんから。

あまりにも快適過ぎて、ついつい、長居をしてしまいます(笑)。

 おっ~と、大分、話が、横道にそれてしまったので、本題に戻ります。

今回の講座を受講して、地震時のトイレ対策の重要性を非常に強く実感した為、我家では、地震時のトイレ対策として、次の様な対策を講じることにしました。

現在、我家のトイレは、浄化槽に水洗式トイレの水を流す方式ですが、将来的には、この浄化槽を撤去して、下水道に直接、トイレの水を流す工事をする予定です。

そこで、下水道工事の前後で、2段階に分けて地震対策を講じることにしました。

第1段階(下水道工事前)は、東海地震が発生した場合は、浄化槽のマンホールを外し、そこで用を足します。

第2段階(下水道工事後)は、犬小屋を敷地内にある下水道の上に作り、犬の糞を、直接下水道に流せるようにしておく。

そして、東海地震が発生した場合は、そこで用を足します。

尚、用を足した後、流す水については、現在、電動ポンプで汲み上げて飲用水として使用している地下水があるので、それを停電しても、使用出来るように、手押しポンプも併用して使用出来るようにする工事をする予定です。

 「備え有れば、憂い無し」、読者の皆さんも、地震時のトイレ対策を、どうするかと言うことについては、日頃から考えておいた方がいいですよ。

特に、和式トイレを使って用を足したことがない人は、地震時に困らないように、和式トイレの使い方も、しっかりと訓練しておいた方がいいと思います。

以上

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