
9/3(水)~5(金)、8(月)~10(水)の6日間に渡り、静岡県立清水技術専門校で行われた、職業訓練指導員48時間講習を受講して来ました。
)、講義の内容をしっかり聞いていれば解ける内容です。
今回の確認テストは、問題が50問出題され、正しいものには「○」、誤っているものには「×」をつけるという方式で、100点満点が私を含めて18人居り、受講者全員合格でした。
受講者数は、申込が48名で、当日、数名欠席が有りました。
受講者の内訳は、女性が一人で、他は皆、男性でした。
受講者の年齢は、一番若くて30代、上は、見た目、70代?位迄、免許職種としては、機械系の免許取得希望者が多く、次いで、造園系が結構居ました。
基本的な講義内容については、以前受講した時と大体同じでしたが、時代の流れか、以前とは若干変更になっている部分が有りました。
例えば、就職率の向上、個人情報保護、どんな講義を実施したのかという講義内容の説明責任、二―ト、色々な障害者等の就労支援、シングルマザーの就労支援、受講者の人権に関する配慮等を昔よりも重視する傾向等です。
今回の講習では、2回、グループワークがありました。
一つ目は、学科指導のグループワークです。
これは、7、8人で一組になって、課題に沿った授業案を作成し、グループ内で誰か一人講師役を決め、実際に、皆の前で、模擬授業をするという内容です。
今回の課題は、円周率πが3.14になることを、県立技術専門校に入学したばかりの1年生に、出来るだけ分かり易く説明するという内容でした。
この課題に対し、私達のグループは、円周=直径×πという小学生でも分かる円周の公式を利用して説明しました。
①模造紙で、直径10cmの円筒を作り、円周上に任意の線を引きます。
②①の円筒を1回転させ、任意の線が1回転した時の直線距離(円周)を測定します。
③直線距離を測定すると、約31.4cmになります。
④円周=直径×πという公式を、π=円周÷直径という式に変形します。
⑤④の式に、③を代入すると、π=31.4÷10=3.14となります。
基本的には、他のグループも、この円周の公式を利用して説明しましが、円周の測定方法については、グループ毎、異なりました。
例えば、単位円を描いて、その円周を紐で測定し、紐の長さを測定して円周を出す方法。
円周が極力直線に近い扇形になるように、単位円を出来るだけ細かく裁断し、裁断した扇形の円周部分を一直線上に並べて円周を出す方法です。
こうしてみると、一つの事柄を説明するにも色々な方法があり、改めて、柔軟な発想の大切さを実感しました。
もう一つのグループワークは、実技指導のグループワークです。
これは、3、4名で一組になって、順番に講師、生徒、書記役(ホワイトボードに講師の実技指導案を記入)になって、皆の前で、実際に模擬授業をするという内容です。
学科指導とは異なり、受講者全員が講師役をやる為、各自、自分の免許職種に関係ある実技指導案を作成して、模擬授業を行いました。
この模擬授業に関しては、講師のチェックが非常に厳しく、事細かに駄目出しをされました。
中には、講師の厳しい指摘に言葉を失い、講師のOKが出る迄、相当長い間、無言で立ち尽くしている受講生も居ました。
実は、48時間講習で一番大変なのが、この実技指導の模擬授業です。
講師経験者にとっては、この様な模擬授業は、然程、大変なことではありませんが、講師経験が無い人にとっては、この模擬授業はかなりきついと思います。
何はともあれ、無事、講習が修了したので、自分への御褒美として、大好物のねぎまを買って来ました。
因みに、私は、晩酌をしないので、何時も、ねぎまは、御飯のおかずやおやつとして食べています。