




6月10日(水)~12日(金)の3日間、中部安全衛生サービスセンター(名古屋市)で行われた衛生工学衛生管理者講習を受講して来ました。
講習時に行われた修了試験も無事合格する事が出来、衛生工学衛生管理者免許を取得する事が出来ました。

尚、 衛生工学衛生管理者というのは、第1種衛生管理者の上位資格です。
この資格は、衛生工学衛生管理者講習を受講し修了試験に合格しないと取得出来ませんが、修了試験のレベルは、第1種衛生管理者+αなので、第1種衛生管理者試験合格者にとっては、非常に簡単です。
試験は、各科目の最終日で、私は3日間コースだった為、労働衛生工学の試験が2日目、職業性疾病の試験が3日目に行われました。
試験は、多肢選択式の5択で、正しいものや誤っているものを選ぶ問題、正しいものの組み合わせや誤っているものの組み合わせを選ぶ問題、局所排気設備関係の計算問題等が出題されました。
問題は労働衛生工学が20題、職業性疾病が10題出題され、合格基準は、全科目の合計点が60%以上、各科目が50%以上得点していることです。
それから、電卓は、単位換算計算等が有る為、指数計算等が手計算で出来る人は普通の電卓でも大丈夫ですが、それらが出来ない人は関数電卓を使用した方が楽です。
私は、税込や税抜き表示機能程度のみの普通の電卓しか持って行かなかった為、指数計算等は手計算でやりました。
その為、ちょっとだけ苦労しました。
受講者は32人で、第1種衛生管理者が29人、労働衛生コンサルタントか作業環境測定士が3人でした。
受講者の大部分は中高年の男性でしたが、20代~30代と思われる女性も数人居ました。
昼食は、3回とも仕出し弁当でしたが、美味しかったです。
この講習を受講する時、ネックになるのが費用と時間の遣り繰りです。
この講習は、3日間コースの場合、受講料(昼食、テキスト等含む)だけで87,480円掛かります。
更に、私の場合、前日から名古屋入りし、ホテルに3泊した為、宿泊費、交通費、食事代等を合計すると、受講料を含め、合計約14万円掛かりました。
因みに、通常、私は1ヶ月の食費(米代除く)を約1万円以内に抑えている為、1年分以上の食費を、この資格を取得する為に費やした計算になります。
自分で言うのもなんですが、食費を削ってでも、使う予定が無い資格取得にお金を費やす、これこそ正に、資格マニアの真骨頂です。
時間の遣り繰りに関しては、怠け者の私にとって4日間の有給消化は至極簡単でした。
何故ならば、私にとっては、仕事よりも趣味である資格取得の方が大事だからです。
しかし、働き者の真面目なサラリーマンの場合は、そうはいきません。
業務命令で受講している人を除けば、この講習を受講する為、まとまった有給取得をするのは大変かもしれません。
その為、この2点さえクリア―出来れば、この資格は簡単に取得出来る為、資格マニアにとって御勧めの資格であると言えます。
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