
今回、ブックオフで購入したのは、①モンゴメリ・村岡花子訳『アンの愛情』(昭和57年)新潮社、②モンゴメリ・村岡花子訳『アンの幸福』(昭和52年)新潮社、③モンゴメリ・村岡花子訳『炉辺荘のアン』(昭和56年)新潮社、④椎名誠『わしらは怪しい雑魚釣り隊』(平成21年)新潮社、⑤池宮彰一郎『受城異聞記』(1999年)文藝春秋、⑥池波正太郎『獅子』(1995年)中央公論社、⑦滝口康彦『立花宗茂と立花道雪』(2008年)学陽書房、⑧荒川法勝『長宗我部元親-信長・秀吉に挑んだ南海の雄』(1995年)PHP研究所、⑨城山三郎『指揮官たちの特攻-幸福は花びらのごとく-』(平成23年)新潮社、の合計9冊です。
私は、その日の気分によって、文学作品(①~③等)、娯楽作品(④~⑧等)、その他(⑨等)を読むか決めます。
その為、娯楽作品は1度読み始めると一気に読了してしまうことが多いです。
しかし、文学作品やその他については内容を熟読しながら時間をかけて少しづつ読む為、読了するのに相当時間を費やすことが多いです。
赤毛のアン(全11)シリーズについては、今回①~③が入手出来た為、やっと『赤毛のアン』~『虹の谷のアン』迄、揃えることが出来ました。
後は、『アンの娘リラ』と『アンの思い出の日々(上・下)』さえ入手出来れば、赤毛のアン(全11)シリーズが全巻揃います。
現在、『アンの夢の家』(※但し、『アンの友達』は除く)迄、読了しました。
因みに、『アンの友達』が未読了なのは、この巻は、ストーリー展開上、赤毛のアンシリーズの本編ではなく外伝であり、現状では、外伝よりも本編のストーリー展開に心が惹かれているからです。
そんな次第で、これから、③を読み始めます。
④は、椎名誠と愉快な仲間達の破天荒な釣り紀行のエッセイです。
非常に面白く、釣り好きは勿論、釣りをやったことが無い人でも十分楽しめる内容です。
⑤は、時代劇の短編集です。
内容的には、松本清張『柳生一族』(昭和61年)光文社、に収蔵されている短編同様、どことなく暗くて陰惨な感じの話が多い気がしました。
⑥は、晩年の真田信之VS酒井忠清の話です。
真田信之というと、世間一般的には真田丸(NHK大河)の影響が強過ぎ、真田幸村に比べると見劣りしてしまい、影が薄い印象が強いと思います。
しかし、この小説では、酒井忠清相手に真田信之が松代十万石の存亡をかけ、老練でしたたかな権謀術策の限りを尽くす様が十二分に描かれています。
この作品における真田信之のイメージとしては、『剣客商売』の秋山小兵衛に通じる部分が多い気がしました。
⑦~⑨については、未読了の為、どんな内容か読むのが楽しみです。
以上
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