10/31(木)に、一級ビル設備管理技能士の合格発表がありました。
技能検定受験は今回初めてですが、運良く合格することが出来ました。

私自身、近年は、資格マニアとは名ばかりで、試験を受験して資格取得する機会が少なかった為、久し振りに試験合格の喜びを味わう事が出来、改めて試験合格で資格取得する楽しさを実感することが出来ました。
通常、技能検定というと、知的財産管理やFPという職種を念頭に浮かべる人が多いと思いますが、今回、私が受験した職種はビル設備管理です。
この職種は、マイナー職種の為、知名度が低く、ビルメン業界内でも、知らない人がかなり居ます。
しかし、その様なマイナー資格だからこそ、マニア心が大いにくすぐられたのも事実です。
試験対策としては、(一財)建築物管理訓練センター(https://www.bmtc.or.jp/)の講習受講が最適です。
私が受講したのは、令和元年度ビル設備管理技能検定受検準備講習(75,600円税込)ですが、この講習を受講し、講習内容をしっかり復習すれば、試験対策は十分です。

尚、私の経験上、実技作業試験時に使用するテスターは、デジタルではなくアナログの方が作業し易い気がしました。
それは、私は講習受講時、デジタルテスターを使用して作業しましたが、デジタルだと数値変動する為、ほんの僅かですが数値を読むのに時間のロスが生じるからです。
他方、アナログなら一目瞭然で数値が読める為、時間短縮が出来、効率良く作業が出来ます。
その為、アナログテスターを購入し、試験当日はそれを使用しました。

試験の難易度は、実技ペーパーテストや学科試験は建築物環境衛生管理技術者試験と同等以下の為、建築物環境衛生管理技術者資格取得者なら容易に合格出来ます。
実技作業試験は、課題 1「電動機起動盤の故障箇所の探索と修理」と課題 2「ダクト内の風速測定と測定結果の応用」の2題です。
前者は、基本的なシーケンス制御に関する知識と制御盤の配線経験や故障修理経験が有る人。
後者は、風速測定経験が有り、基本的な空調関係の計算式を知っている人。
これらの条件に当て嵌まる人なら、後は、技能検定独特のルールをしっかりと把握し、緊張せず平常心で試験に臨むことさえ出来れば、比較的容易に合格出来ます。
以上
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