今年の資格取得第1号は、機械警備業務管理者です。

同資格は、セコムやALSOK等、機械警備をやっている警備会社で働く時、役立ちます。
機械警備をやっている会社は、各基地局毎、機械警備業務管理者を選任(兼任不可)しないと業務が出来ません。
同資格は、機械警備業務管理者講習修了後、申請して取得します。
受講資格は、特に無い為、私みたいな資格マニアでも取得出来ました。
但し、講習受講申込~資格者証取得迄の各種手続き方法が結構面倒臭い為、その点は要注意です。
各種手続きは、原則、勤務先所在地を管轄する警察署か現住所地を管轄する警察署の担当部署(生活安全課等)に、本人が直接出向いて行う必要が有ります。
しかも、担当部署は、平日昼間だけしか受付けてくれない為、僅か数分の手続きをする為、平日休みで無い人の場合、有休取得や勤務シフト調整をする必要が有ります。
又、各種手続き時には、毎回、事前に電話でアポイントを取る必要も有ります。
私の場合、各種手続きは、現住所地を管轄する警察署で行いましたが、講習受講申込、資格者証申請、資格者証受取で、合計3回、警察署に行きました。
今回の講習は、2月16日(水)~18日(金)、21日(月)の4日間で、静岡県職員会館(静岡県総合研修所もくせい会館)で行われました。
受講者数は15名(男性14名、女性1名) 、私以外は、全員、警備会社勤務者でした。
1日目は、警備業法、刑法、刑事訴訟法、電気通信関係法令(9:00~17:00)。
2日目は、警備業務用機械装置の維持管理の方法、機械警備業務の管理に必要な事項、警備業務用機械装置の概要(9:00~16:05)。
3日目は、指令業務の実施要領、警察機関への連絡方法・誤報の原因と対策、初動措置の要領(9:00~16:05)。
4日目は、修了考査及び合格発表(9:00~12:00)。
講師は、公安委員会、警備会社の人、警備業協会の人で、どの講師も講義が上手で面白かったです。
講習で使用した教材は、教本と配布プリントですが、これは、受講料(静岡県収入証紙39,000円)に含まれています。
これ以外に、講習当日、受付けで、演習問題集(現金2,200円)の購入希望を聞かれました。
演習問題集の購入は任意ですが、修了考査対策に役立つかも知れないと思い、私は購入しました。

修了考査のレベルは、講師の言葉を借りれば下記の通りです。
講師A「合格率ほぼ100%です。不合格になる人は滅多に居ません。」
講師B「落ちたら恥ずかしい試験です。」
修了考査対策についても、講師の言葉を借りれば下記の通りです。
講師A「教本をしっかりやっておけば大丈夫です。」
講師B「基本は教本で、問題集は参考程度で大丈夫です。」
講師C「問題集をしっかりやって下さい。」
三者三様、講師によって、言うことが異なりました。
その為、私は、安全策をとって、講師Bの対策を採用し、試験に臨みました。
それが、功を奏し、40問中39問正解しました。(※合格発表後、試験官に聞けば点数を教えて貰えます。)
試験は5択1選択式が40問、合格基準は8割以上正解です。
試験時間は9:00~10:40、合格発表が11:10~。
筆記用具は、鉛筆と消しゴムのみで、シャーペンは使用禁止。
合格発表方法は、全員、目を閉じて着席し、試験官が不合格者の肩を軽く叩く為、肩を叩かれた人は、荷物を持って静かに退室するという方法でした。
多分、大丈夫だと思っていましたが、試験官の足音が近付いて来た時は、心臓がドキドキして、生きた心地がしませんでした。
因みに、今回、不合格者は、団体受講していた某警備会社の男性1名だけでした。
以上

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