最近は、専ら、食べ物関連記事ばかり書いていましたが、久し振りの資格関連記事です。
今回取得した資格は、消防設備士(甲1)です。

【試験概要】
●消防設備士には、甲種と乙種の2種類が有り、甲種は、対象設備の工事、整備及び点検が出来ます。
乙種は、対象設備の整備及び点検しか出来ません。
甲種1類(以下、単に「甲1」と表記)は、スプリンクラー設備や消火栓設備等の取り扱いが出来ます。
●甲1の試験は、筆記(①消防関係法令、②機械や電気に関する基礎的知識、③消防用設備等の構造・機能及び工事・整備)、実技(④鑑別等、⑤製図)で、筆記は4肢択一式、実技は記述式で行われます。
●合格基準は、筆記は、各科目40%以上で筆記全体の平均が60%以上正解し、なおかつ、実技が60%以上正解すると合格になります。
●科目免除については、私は、第1種電気工事士免状や消防設備士(甲4)免状を取得済みの為、電気関係科目や消防関係法令(共通部分)の免除を利用することが可能です。
しかし、今回も、あえて、科目免除を利用せず、全科目受験しました。
それは、科目免除を利用した場合、免除科目部分以外のみで、上記合格基準を満たさなければいけないからです。
科目免除を利用しなければ、得意な電気関係分野や比較的簡単な消防関係法令(共通部分)で点が稼げる為、苦手部分をカバー出来るからです。
●今回の試験会場は、(一財)消防試験研究センター中央試験センターでした。
●試験日時は、7月1日(土)、試験は8:45開始、試験時間は3時間15分でした。
しかし、当日は、生憎の大雨で、東京から自宅に戻る帰路のことを考えると、一刻も早く帰りたくなった為、私は、10:20に問題と解答用紙を提出し、試験会場を離れました。
今回試験の合格率は不明ですが、比較的簡単だった気がします。
●受験会場の甲1受験者は、座席表で確認したところ、199名でした。
受験者層は、大部分が男性でしたが、女性も少し居ました。
【使用教材】
資格研究会KAZUNO編著『本試験によく出る!第1類 消防設備士問題集 改訂二版』令和4年、弘文社

この問題集を選んだ理由は、私の場合、工藤本との相性が非常に良く、過去の消防設備士試験は全て、工藤本で勉強し合格していること。
語呂合わせが掲載されていること、問題数が多いこと、問題の解説がついていること等です。
尚、実際の試験では、この問題集に掲載されている問題や類題が沢山出題されました。
その為、この問題集は、非常にお薦めです。
因みに、何故、同じ本が2冊有るかと言うと、昔、甲1を受験しようと思いこの本を購入したのですが、それを忘れて、再度、同じ本を購入してしまった為です。
表紙カバーを見ると、1冊目の本には平成29年2月改訂第2版第1刷発行、2冊目の本には令和4年11月改訂第2版第11刷発行と記載されています。
11刷も増刷されていると言うことは、この本の人気が高い証拠です。
【勉強方法】
問題集を繰り返し読み、問題を繰り返し解きました。
以上

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