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法学部の勉強方法についての質疑応答

2010/11/20 10:03:23 | 慶應通信を卒業する為の秘訣 | コメント:0件

 慶應通信法学部甲類に入学したばかりの人から、下記のような質問を受けることがよくあります。

そこで、今回は、それらの質問についての私見を述べたいと思います。

①法学部で法律の勉強をするということは、どういうことなのか?

 私は、法学部で法律の勉強をするということは、法律をどのように解釈し適用するのが妥当か、ということを学ぶことだと思っています。

②学説を学ぶことの意義は何か?

 法律の解釈には色々な解釈があり、一口に学説といっても、少数説や有力説、或いは、通説等、色々な種類があります。

その為、法律問題の答えは、常に一つではなく、場合によっては、答えが複数存在したり、全く正反対の答えが存在していることすらあります。

例えば、死刑制度の廃止論や、存置論等です。

では、この答えのどちらが正しいのでしょうか?

私自身は、存置論者なので存置論が正しいと思っていますが、廃止論者からすれば廃止論が正しく存置論が誤りであるということになります。

しかし、現時点では、死刑存廃論の何れが正しいかと言う答えは明確に断定されてはいません。

それは、結局、死刑存廃論は、個人個人の価値観に基づくものであり、どちらが正しいかと言うことは明確に断定できないことだからです。

 このように、法律問題の解釈をしていく時には、法律の条文や法律に関する様々な原則等に当てはめて判断するだけではなく、個人個人の価値観に基づいて判断しなければいけないことが多々あります。

そして、その様な個人個人の価値観を端的に表しているのが、様々な学説であると言えます。

とはいうものの、無制限に個人個人の価値観を重視し過ぎると、同じ法律問題であっても、法律家によって結論がバラバラになってしまい、様々な不都合が生じることがあります。

例えば、慰謝料が貰えるかどうかを弁護士に相談し、弁護士Aは貰えると言い、弁護士Bは貰えないと言った場合、どちらを信じたらいいのか分らなくなってしまいます。

そこで必要になるのが、法律家として要求される一定の価値観ですが、個人個人の価値観は、ともすれば感情論になりがちです。

その様な価値観を、リーガルマインド(法的論理力)に基づいて表現したのが学説であると言えます。

 要するに、学説を勉強すると言うことは、感情論ではなく、法律家として要求される一定の価値観を形成する方法、即ち、リーガルマインドを勉強することであると言えます。

中でも、通説というのは、広く法学者等の間で認められている価値基準なので、法解釈をする時、判例同様、非常に重要な指針になります。

尚、ケースによっては、判例と通説の見解が全く異なることもありますが、その様な一部の例外を除けば、通説は、法解釈をする時、非常に役立ちます。

③法律の勉強をする時、心掛けておいた方がいいことは何か?

 法律の勉強方法としては、常に批判意識を持って勉強するのがいいと思います。

学説や判例と言うのは、あくまでも一つの価値基準であり、時代によって変わる物であり、必ずしも常にそれが正しいとは限りません。

勿論、法学部で勉強を始めたばかりの頃は、判例や学説等を批判することは中々出来ませんが、色々な専門書を読んで勉強して行くと、段々知識が蓄積されていくので、自然に出来るようになって来ます。

その為、法学部で勉強を始めたばかりの人は、取り合えずは、テキストや判例集だけではなく、色々な専門書を読むことを心掛けてみたらいいと思います。

以上

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以上

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