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第2種酸素欠乏危険作業主任者(現:酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者)技能講習受講体験記

2008/04/27 15:00:38 | 資格取得体験記 | コメント:0件

 これは、平成13年に私が受講した第2種酸素欠乏危険作業主任者(現:酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者)技能講習の話です。

 私がこの技能講習を受講した当時は、第1種酸素欠乏危険作業主任者(酸素欠乏場所のうち硫化水素中毒にかかるおそれのない場所における作業)と、第2種酸素欠乏危険作業主任者(酸素欠乏場所のうち硫化水素中毒にかかるおそれのある場所における作業)の2種類でしたが、現在は、第1種が酸素欠乏危険作業主任者、第2種が酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者というように名称が変更になっています。

 この2種類の作業主任者技能講習というのは、酸素欠乏場所で作業をする時、労働安全衛生法上選任することが義務付けられている、作業主任者(責任者)を養成する為の講習です。

その為、事業者は酸素欠乏場所の種類に応じた作業主任者を選任しないと、酸素欠乏場所での作業をすることが出来ません。

尚、酸素欠乏というのは、空気中の酸素濃度が18%未満の状態または、空気中の硫化水素濃度が10ppm(1ppm=1/100万)を超える状態のことです。

具体的には、長期間使用されていない井戸、地中ケーブルやガス管等の暗渠やマンホール、雨水や河川の水等が滞留している槽やマンホール、相当期間密閉されていたボイラーやタンク、穀物や飼料等の貯蔵の為に使用しているサイロや船倉、醤油や酒等の発酵する物が入れてあるタンク、し尿や汚水等の腐敗し分解しやすい物質を入れてあるタンクや槽、ドライアイスを使用している冷蔵庫や冷凍庫等です。

また、この技能講習を受ける時は、第2種(酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者)を受講した方が得です。

それは、第1種(酸素欠乏危険作業主任者)では、硫化水素が発生する場所での作業主任者になれませんが、第2種(酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者)を受講すれば、第1種(酸素欠乏危険作業主任者)の場所+硫化水素が発生する場所での作業主任者になることが出来るからです。

 このように、酸素欠乏場所というのは、至る所にあるので、当日は、色々な職業の人が受講しており、電力会社勤務時代の同僚等も何人か受講していました。

因みに、電力会社の社員がこの資格を取得するのは、配電部門の場合は、配電線路の地中化工事等があるからです。

将来、電力会社や電気工事会社、或は、土木関係の会社等に就職したい人は、この資格を持っていると何かと役立つと思います。

 講習は、2日間受講する必要があり、遅刻、早退、欠席は一切認められません。

学科講習が2日目の午後まで行われ、一番最後に、修了試験が行われます。

修了試験は、正しいものや誤ったもの等を選ぶ4択方式で、各科目、4割以上正解し、全科目の合計正解数が6割以上が合格です。

その為、一科目でも、正解が4割に満たない科目があると不合格になります。

尚、試験科目は、①酸素欠乏症、硫化水素中毒及び救急蘇生法に関する知識、②酸素欠乏、硫化水素の発生原因及び防止措置に関する知識、③保護具に関する知識 、④関係法令 です。

この修了試験も他の作業主任者講習の修了試験同様、講義の中で講師が出題される所を教えてくれるので、寝ないで講義を聴いていれば、誰でも修了試験に簡単に合格出来ます。

私も無事、資格を取得することが出来ました。

 ところで、最近は、硫化水素を使用した自殺騒動が頻発していますが、本当に硫化水素は怖いですよ。

こんな自殺騒動には巻き込まれないことが一番ですが、万が一、巻き込まれたらどうしたらいいかというと、変な正義感を出して、自殺者を救助しようとは思わないことです。

残酷なようですが、2次災害を防ぐ為には、とに角、一刻も早くその場から逃げて下さい。

因みに、硫化水素の匂いは、卵の腐った匂いで、一定以上の濃度になると嗅覚が麻痺し匂いを感じなくなり、眼や鼻にも異常(痛み等)が出て来ますが、そのような状態になったら、非常に危険な状態だと思ってください。

それから更に硫化水素の濃度が増すと、肺炎、気管支炎、肺水腫による窒息死、呼吸停止、意識喪失、昏倒、即死等になります。

勿論、救急隊みたいに防毒マスクでもあれば、自殺者を救助しにいくべきですが、そのような装備もないのに、むやみやたらと救助に行けば、自分が死んでしまいます。

では、逃げる時はどうしたらいいかというと、硫化水素は比重が1.19で空気より重いので、床面に滞留している可能性があるので、出来るだけ高い姿勢で逃げて下さい。

特に、子供がいる場合は、肩車等して逃げるのもいいかもしれません。

それから、硫化水素は、水に溶け易い気体で、眼や呼吸器系粘膜等の水分に溶けて吸収されやすいので、格好は悪いですが出来ればスキーのゴーグル等で眼を保護し、ハンカチで鼻や口等を覆い、長袖等を着て皮膚の露出を極力しないようにして逃げれば、多少は、硫化水素の吸収が防げると思います。

 普段は何の役にも立たない資格マニアの知識が、こんな所で役に立つなんて皮肉な話ですね。

以上

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以上

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