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臭い仕事(達人編)

2007/01/21 16:43:45 | 就転職に役立つ話 | コメント:0件

 以前、臭い仕事(入門編)(http://blogs.yahoo.co.jp/denkijyuku1yj/27325813.html)について書いたので、今回は、達人編です。

 今回は、数年前出稼ぎに行った、焼却炉プラント(ゴミ焼却場)の運転管理の仕事です。

臭さにかけては、私が経験した仕事の中では、ここが最強でした。

面接に行った時、そこの事務所に入る前からゴミの匂いが凄くしていたので、正直言って、果たしてこの匂いに耐えられるかどうか、ちょっと心配でした。

 しかし、それは杞憂でした。

人間の適応力って凄いですね。

私の場合は、初日の午前中で、この匂いに馴れてしまったので、臭いという感覚はあるのですが、面接時に感じた程、気にはならなくなりました。

 もう一つ意外なことがあります。

それは、意外と通常の業務は綺麗で臭くないということです。

ゴミ焼却場で臭いのは、ゴミピット(ゴミ収集車がゴミを捨てる所)です。

ゴミピットは、生ゴミ等もあるので凄く臭いです。

防塵マスクをしていても臭いです。

 でも、私が普段いた職場は、焼却炉プラントの方なので、ゴミを燃やした灰は、雪のように降り積もっていますが、灰になっているので臭くありません。

それに、生ゴミだったら、触るのに抵抗がありますが、灰になっているので、それらの設備の掃除等をする時もあまり汚さを実感しなくて済みました。

その代わり、一日中、防塵マスクを装着したままで仕事をしないといけないので、マスクをする息苦しさに慣れるまでは大変でした。

 この仕事は、、8:00~17:00までの、土日休みの完全週休2日、日給11,000円、8月と9月の二ヶ月間限定でした。

そこでの私の仕事は、前任者が病気入院し職場復帰する見込みが無くなってしまったので、後任者が来るまでの繋ぎ要員としての仕事でした。

その為、プラントの運転管理というよりは、専ら設備管理(主に電気設備)の方をやっていました。

 そこで、私が主にやった仕事は、設備の巡視点検、断線修理、移動式クレーンリミットスイッチ故障時の応急処置及びリミットスイッチ交換、絶縁抵抗測定、草刈、台風で倒れた木の片付け等です。

それ以外は、機械系設備管理の手伝いで、クレーンのワイヤー交換、ポンプのパッキン交換、圧力計交換、毎週月曜日の焼却炉内の点検掃除、ゴミピット扉の修理等です。

 中でも一番過酷だったのは、焼却炉内の点検掃除です。

通常ゴミ焼却炉は、ダイオキシン等を出さない為に900℃度前後で運転しており、そこの施設では、毎週、月曜日の炉内点検掃除終了後~土曜日の朝まで24時間連続運転し、土曜日の朝に焼却炉を止め、ダンパー(空気取り入れ口)や焼却炉の口を全開にして、炉内を冷却します。

そうした上で、毎週月曜日に炉内の点検掃除等をやるのですが、大体、その時の炉内の温度は、100度前後です。

 100度前後もある炉内に、ダイオキシン被爆を防ぐ為の防毒マスクを装着し、化学防護服を着て入り作業をします。

冬なら、暖かくていいかもしれませんが、真夏の8月、9月に、炉内に入って作業をやった日は堪りません。

炉内に入って数分で、作業服は汗びっしょりになります。

また、防毒マスクをしている為、防塵マスクとは比べものにならない位、息苦しくなるので、炉内に入って作業が出来る時間は、30分が限度です。

無理をして作業をすると、熱中症になり死亡する可能性があります。

その為、炉内に入る時は、必ず2名以上で入るのが鉄則です。

2名以上で入れば、誰かが倒れた時、外に運び出すことが出来るからです。

一人で炉内に入り、熱中症で倒れたら100%死亡します。

 二番目に過酷だったのは、ゴミピットの扉にゴミが詰まり、扉が開かなくなったので、それを直す為に、ゴミピット内に入り、扉に詰まったゴミを取り除く作業をした時です。

ゴミピット内というのは、有毒なガスが発生し、酸欠になる可能性がある危険場所なので、ガス検知器で有毒ガスの有無を確認して入ったのですが、やっぱり気持がいいもんじゃあないですね。

 ヤスデだかムカデだか、何だか訳の分からない虫が這いずり回っているゴミの中に入っていかなければいけないんですから、私なんて、そこでゴミ雪崩に遭って、首の直下までゴミに埋まってしまいました(笑)。

しかも、作業を終えた時は、つなぎの作業服にゴミの匂いがついてしまい、凄く臭かったです。

 ちなみに、そこの焼却炉プラントは老朽化が進んだので、新焼却炉プラント建設をするということで、実は一度、廃止をした設備です。

ところが、行政の都合で、新焼却炉プラント建設が棚上げ状態になってしまい、結局、既存の焼却炉プラントだけでは、その地域のゴミ焼却処理能力が追いつかなくなり、急遽、再稼動させたと言う曰くつきの設備でした。

そんな設備なんで、満身創痍と言った感じで、新焼却炉プラントが稼動出来るまで何とか騙し騙し運転しているという状態だったので、かなりボロボロでした。

 例えば、地下室天井の金属管配線のアウトレットボックスの蓋は全て開けてあり、中の電線はボックスから外に出してありました。

これは、何故かというと、大雨が降ると、ボックスの中が水浸しになってしまうからです。

また、それ以外にも、浸水による漏電箇所が沢山あり修理しようが無いので、台風等が来ると手の施し様が無く、ブレーカー単位で回路を切るので、地下室は停電状態になっていました。

 その為、格好の幽霊の住処になっていたみたいで、そこの職場では、幽霊を見たという人がかなりいました。

私は、霊感が無い(鈍い)ので、幸い幽霊に出くわしたことはありませんでしたが、一人で巡視点検をしていると、薄暗い箇所が多いので、何となく不気味な感じがしたことがありました。

 特に、極めつけは、台風等の時で、台風等が来ると先述したように地下室は停電で真っ暗になってしまいます。

その為、点検箇所に、スポットライトを設置しておくのですが、スポットライトがあるせいで余計に暗闇が強調されるので、不気味さを通り越して、下手なお化け屋敷よりよっぽど怖かったです。

私は、小心者なので幽霊は嫌いで~す。

 色々と、大変な思いもしましたが、前から一度経験してみたかった、設備管理の仕事が経験出来た上に、以前身に付けた、シーケンス制御配線(http://blogs.yahoo.co.jp/denkijyuku1yj/27427350.html)のスキルが、実際に設備管理の仕事でも十分に活用出来るレベルであることが確認出来、良かったです。

 それに、最終日に、所長から、餞別代りに24本入りのお茶を1ケース貰えたのもラッキーでした。(笑)
 
 ここまで、経験してしまうと、臭い仕事や汚い仕事に対して免疫が出来てしまうので、臭い仕事や汚い仕事をするのが、苦にならなくなります。

一度位、こういう仕事を経験しておくのもいいかもしれません。

万が一、失業したとしても、贅沢さえ言わなければ仕事は沢山あるので、臭い仕事や汚い仕事に対する免疫があれば、仕事を選択する時の幅が広がり、何とか食べていくことが出来ると思います。

 かなり危険度が高い職場でしたが、私にとっては居心地が良くて、快適な職場でした(笑)。
                                        以上

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