検索フォーム
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

01月 | 2018年02月 | 03月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -


最新トラックバック
にほんブログ村
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
1161位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
受験
186位
アクセスランキングを見る>>
PR
PR

埼玉流水プール事故

2006/08/03 19:01:11 | その他 | コメント:0件

 先日、埼玉県ふじみ野市の市営流水プールで、小二の女の子が吸水口に吸い込まれて亡くなった事件がありました。

この事件については、市から管理を受注した太陽管財が業務を、京明プランニングに丸投げし、ずさんな安全管理をしていたことが問題になっていますが、私は、根本的な原因は、安ければいいという、中身よりも価格を重視する安易な入札方法にあると思います。

 勿論、市営施設の業務委託に伴う委託料は、市民の税金で賄われているので、無駄使いせずに節約して使うことは結構なことですが、私は、物やサービスには適正な価格があると思っているので、必ずしも常に安い方が、最適だとは思いません。

物やサービスの値段には、必ずその値段の根拠となるものがあります。

それが、人件費であったり、設備費等であるわけです。

その為、安全面を向上させようとすると、それに伴い当然、優秀な人材を雇ったり、安全教育をしたり、安全設備を設置したりしなければいけなくなり、当然費用がかかることになります。

ところが、入札制度というのは、このような中身は考慮せずに、価格だけで判断する為、どうしても、仕事を落札したい業者は、本来ならば絶対に削ってはいけない安全にかける費用を削ることになります。

それが、ずさんな安全管理につながり、今回のような事故が起きる原因になります。

 以前私は、労働安全衛生法に基づく職長教育の講師をやる為の資格(RSTトレーナー)を取る為の講習を受けたことがあります。

そして、その時の講師(元労働基準監督官)が、「日本の経営者は、生産性向上等、利益に直結することには費用を惜しまないが、安全管理等、利益に直結しないことに関しては、費用を出し惜しみする」と言って嘆いていましたが、今回の事件は正にその典型的な例であると言えます。

 更に、その時の講師は、「経営者が安全管理に関しての費用を出し惜しみした時は、一度、労働安全災害等が起きると、損害賠償をしたり社会的非難を受けることになり、企業は非常に大きい経済的ダメージを受けることになるという、経済的側面を強調すると、安全管理に対しての費用を出します。ですから、皆さんが経営者に対して、安全管理上の要望等をする時は、労災は割に合わないと言う経済的側面を強調するのも一つの手です」とも言っていました。

倫理的に考えると、経済的な動機で安全管理を向上させると言うのもどうかと思いますが、結果論で考えれば、動機はともあれ、安全管理が向上すれば、尊い人命が守られることになるので、私は、この講師の言葉は、大いに利用価値があると思います。

 ここら辺で、価格だけではなく、中身もしっかり審査した、価格よりも中身を重視した入札方法に変える必要があるのではないでしょうか。

多少入札金額が高くなっても、その分安全性が向上するのであれば、私はその方がいいと思います。

皆さんは、税金を節約する為に、入札金額が安くて、安全面に問題があるプールと、入札金額が高くて、税金を余分に使ってしまいますが、安全なプールとどっちを選びますか?
                                        以上

http://www.blogmura.com/ ←ブログランキング にほんブログ村

ブログランキングに参加しています。
もしよろしければ、気が向いた時に、クリックしてください。 

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する