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契約

2006/07/26 17:56:56 | デタラメ法律放談 | コメント:0件

 今日は、契約の話です。

契約と言うのは、法的責任(法律上の義務や権利)が伴う約束のことで、通常私達が、日常生活で利用している、単なる約束とは意味が違います。

 例えば、静岡駅で友達と待ち合わせをし、急用が出来、ドタキャンをしたとします。

その場合、友情は壊れるかもしれませんが、法的責任は無いので、法律上何も問題は生じません。

これが、約束です。

しかし、契約は違います。

数年前、和泉元禰がダブルブッキングをし、ジェット機をチャーターし、片一方をドタキャンせずに、二箇所で公演をしたことがありました。

この時、もし、どちらかをドタキャンしていたら、和泉元禰は契約不履行で損害賠償請求を受ける羽目になっていました。

このように契約には、その履行(契約を行使すること)に法的責任が伴います。

つまり、法的責任の有無が契約と約束の違いです。

 では、この契約が成立する時期はいつかと言うと、これは、契約の当事者双方の意思表示が合致した時です。

例えば、AさんがBさんに「車を売ってくれ」と言い、Bさんが「いいよ」と言えば、契約が成立し、Bさんが「ダメ」と言えば、契約は不成立になります。

このように、口約束であっても契約は成立する為、口約束をした後で、まだ契約書に判を押してないからとか、サインをしてないからと言う理由で、契約が成立していないと言う主張は出来ません。

 そして、契約には、契約の自由が認められています。

契約の自由には、締結の自由と内容形成の自由があります。

 締結の自由と言うのは、個人は、契約を締結するのもしないのも自由だし、誰と契約するかも自由だということです。

但し、附合契約(例外として法令で契約を結ぶことが定められている場合)は除く。

附合契約というのは、例えば、電力会社と結ぶ電気使用契約等です。

 内容形成の自由と言うのは、契約当事者は、契約内容を自由に決められるということです。

但し、これにも例外があって、強行法規に違反する契約(民法91条)や、公序良俗に反する契約(民法90条)等は無効です。

例えば、キャバクラで女の子の関心を引き、肉体関係を持つ為に、女の子が将来独立する時、店の開業資金を提供をする旨の約束をした契約(大判昭和10年4月25日・法律新聞3835号5頁)等です。

何でこのような制限があるかと言うと、もし、法律が、このような契約が有効だと認めてしまうと、悪事の片棒を法律が担ぐことになり、公序良俗違反等の悪習が益々広まってしまうからです。

そこで、その様なことを防ぐ為に、契約内容に関しては、一定の制限があります。

 最後に、契約が適正に成立した場合、当事者双方は契約内容に縛られることになる為、原則として自分の都合で一方的に、契約を解除することが出来ません。

もし、一方的に解除してしまった場合は、契約不履行で損害賠償請求等を受けることになります。

その為、契約をする時には、しっかり中身を確認して契約することが大切です。

契約内容をしっかり確認せずに、契約をしてしまうと後で泣きを見ることになります。

また、契約は、口約束でも成立しますが、後々の法的トラブルを防ぐ為には、契約書をしっかり作成しておくことも重要です。

契約書があれば、確かにその契約を結んだと言う証拠になり、言った言わないという水掛論を防ぐことが出来ます。

【読者からのコメント】

「かってに補足。電気・水道・ガスなどの使用契約は、事業の公共性から契約自由の原則が制限されます。行政法はやってらっしゃるかどうかわかりませんが、行政指導を拒否したら給水契約を拒まれたので武蔵野市長を訴えた(原告勝訴)という事件もありますね(最決平成元年11月08日)。」2007/1/23(火) 午後 2:42 蚊取犬

以上

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